
こんにちは、世の中厳しいなって思ってしまう新町です。汗
分からなことがあったら、何でも先生に聞くんだぞって教えられて育つじゃないですか?
まあでも、新町も、47歳になっても、先生に聞くって恥ずかしい年頃なんですね。汗
それで分からない言葉が出てきたら、ネットの辞典で調べるわけですよ。
ほら、ネットに出てこないコトはないってチラホラ聞こえてくるし‥。
だから誰にも知られずに恥もかかずに、調べれるわけですよ。
人に聞いたら、「お前そんなことも知らないの?」っつって、バカにされるっつぅ−か、バカがわかるっつーか‥。
でね、調べるんですね。
でも辞書って、いつまで経っても、厳しいんですね‥。
なんてーの、ユーザー側に立ってないっつぅ−か、独りよがりのマスターベーションっつぅーか‥。
まあ新町が調べた単語の意味が、また難しい単語が出てくるんですね…。
それでまた、その単語しらべると、また出てくるんですね。汗
さらにもっと難しい単語が‥。
それで少し人生あきらめようかなって、誰も文句言わないよねって、思うくらいな沈痛な気持ちにかいなまれるんですよ。涙
まあ確かに語彙は増えていって勉強になるかも知れませんが、ネットの広告は押してしまうし、時間がいくらあっても足んないんですね。汗
せめて辞書にバカ用とか、中級用とか、上級なんてランクあってもよくないですか?
「この言葉さえ分からないレベルだから、調べてんだよっつ−の、それの意味がもっと難しいつーのは、お前わざとだろ!!」って腹たつんですね。
ほんと、知識をひけらかす嫌な感じ‥。
はいはい、あなたは優秀なんですねって思ってしまうんです。
まあ新町はいい年なんで、そこそこプライドっつーもんがあるわけです‥。
まあそれなりの経験もあるわけだし‥。
もしバカ用の辞典とかネットで選べても、まあ背伸びして中級選ぶと思うんです。
だからそんなデリケートの人たちのことも考えて、外国人用とかね、中身はすっかりバカ用なんだけどチョットした英語の文でも説明しているヤツ‥。
どうせ読まないって分かっていても、オブラートに包んであげて、自尊心を傷つけないサービス入れるとか作って欲しいんです。
でも辞典業界の基準はいつまでもアカデミック‥。
こっちはバカでミック‥。
厳しいんですよね‥バカに対して世の中は‥。
そして厳しいって言えば、新町の親戚も厳しいんですね・・。
最近新町もいい年なんで、身の回りの不幸が多くて、この間も親戚の不幸で式に出たんですね。
いやぁそういうときですね、親戚が集まるんですよ。
そういうとき年配の親戚が決まって言うんです。
「いやーお前のお店行きたいんだけど、若者向けだろぉ〜」
「カクテルばっかだもんな〜」
って決まって、ご丁寧に「行かない理由」言われるんです。
別にこっちは聞いてないのに…。
まあ過去の新町はメンタル豆腐でしたから、山手線ゲームで次言おうとしたのを取られたように、言葉が出なかったんですよ。
いやー今考えれば、ぜんぜん褒め言葉なんですけどね‥。
コンセプトがハッキリと伝わっているってことなんですから。
70歳近い親戚に、カクテル売るっつぅー感覚のほうがどうかしてるっつぅ−話ですよね?
70歳に売る飲み物は、ポリデント一択っ!!
でも、前の新町はその言葉に、意気消沈していたんですね‥。
70歳の人に、マックのパソコン売ろうとしても、ほぼ分かってもらえないだろうし…。
アイフォンよりも、らくらくスマートフォンの方が興味あるって話ですよ。
今は選べる時代になりましたからね、ほんと便利になった。
そんな時代に万人に合った商品やサービスってもう難しい時代なんですよね。
こんな時代だからこそ、たくさんある中でひときわ目立つ商品やサービスで、選ばれるようにならなければいけないんですよ。
こんな時代でもしっかりしたコンセプトがあれば、顧客の心をガッチリとつかみ、ビジネスの成功を決定付けるほどの不思議な威力を発揮するのですから。
同じ商品やサービスがあっても、コンセプト次第で、一瞬でお客さんに選ばれるようなビジネスもあれば、まったく見向きもされずに売れなくて安売り競争に巻き込まれ、挙句の果てには倒産するビジネスに変化してしまいます。
あなたのビジネスは、お客さんに何か特別な何処にもない個性のある絶対的なウリをお客さんと約束し、選ばれているのでしょうか?
そう今回のお題は前回と引き続き。
特別なスープをあ〜なたにあ〜げるぅ〜♪
あったぁかぁ〜いんだぁかぁらぁ〜♪
【byクマムシ】
もしまだウリがわからないっつー人も大丈夫。
この記事を読んでいただければ、売れるコンセプト(USP)ができますよ。
うれるコンセプト(USP)ができれば、今よりわずかな労力で売上アップすることも可能です。
今回は、理想に向かうビジョンを達成するための戦略や戦術部分に深く触れていきますョ!!
もし前回の記事を読んでないって方は、前回の記事からぜひ読んでみてください。
今回の記事の理解がより深まります。m(__)m
↓ ↓ ↓
ぶち抜き集客装置の意味とは〇〇〇自動で見込集客仕組みとは?
あれになろう、
これになろうと焦るより、
富士のように黙って、
自分を動かないものに作り上げろ。
世間に媚びずに
世間から仰がれるようになれば、
自然と自分の値うちは
世の人がきめてくれる。
宮本武蔵:日本を代表する剣豪
商品やサービスのセールスポイントを経営全般から理解する(マーチャンダイジング)

前回の記事で全開で、多くのUSPの作成事例をお話してきました。
USPのキャッチコピーを創るときは、ライバルとお客さんの欲求や問題を考えていかなければなりません。
そのためには、ロッサ・リーブスの提唱する条件で、ライバルと勝つための仕組みを作ったり、もともとある商品やサービスを改良して、より目指すものへと仕組みを育成し、理想へと近づけていかなければなりません。
これは販促やマーケティングにおいて、解決のできない領域ですので、理想の実現に向けて、自社の効果性や効率性のパフォーマンスの向上に努めていって欲しいところです。
なぜならば他社との比較において、「違いが分かりにくい広告や販促」は、お客さんにとって、
「なぜ、あなたのお店やサロンや教室を選ばなければならないのか?」
これが明確にすることができずにお客さんに伝えられなければ、最終的には、お客さんは「選ぶことをやめるか、価格で決めるしかないからです。」
お客さんに価値が伝わらないと、価格競争に巻き込まれるか、あなたのお店を選んでくれません。
お客さんは、よく分からないものに対して取ってしまう行動は。
「決断をやめる」
または、
「安いものを買う」
という行動心理が働きます。
なので、必ずこのような行動を取るのです。
よく新町がやっていた飲食店では、欠品していた商品を頼んだお客さんは。
その商品が無いと分かると決まって、注文することを辞めるか、または、それよりも単価の低いものを選んでいました。
これには過去18年間、例外はありませんでした。
なので欠品商品を無くすこともそうですが、必ず価値をしっかりとお客さんに伝えた経営をすることです。
もしあなたが今のままで、売り上げは大丈夫だという場合は、その必要はありません。
しかし、今よりもっと集客できて、高単価の商品が売れて、利益を上げたいと思う方であれば。
他社との違いがしっかりと分かる、異彩を放つセールスポイントを、ガンガンとお客さんに伝えていく必要があります。
なのであなたがもっと集客や売り上げを強化したいとお考えであれば、小手先だけで取ってつけた広告表現だけの改善にとらわれず。
ぜひとも人目をパッと引いて離さない、異色を放つセールスポイントを創るため、自社の商品開発やサービスを見直し。
開発から販売、提供までの流れを、戦略的に組み立てて見直していく必要があります。
これらの全体の流れを管理することを難しいマーケティング用語で、マーチャンダイジングなんつってお偉い方々がノタマわれているんですがね。
前回の記事の例で出た、ヤン坊マー坊天気予報の、マー坊のことを、マーちゃんと呼ぶことにしましょう。
「マーちゃん、最初から最後まで、これらのすべての流れを管理することは、大事なことなんだよ!!」
とあなたが、マーちゃんに教えます。 すると‥
「マーちゃん大事にしている、マーチャンダイジング」くらいに憶えておいて下さい。
まいっちんぐマチコ先生くらいでも結構です。
まあ話は飛びましたが、商品やサービスを作る時は、提供したあとまでしっかりと流れを考えて考えていくってことです。
もちろん今ある商品やサービスもすべてですよ。
これが戦略的な考え方ってことです。汗
だからこれらの開発から、販売、提供を戦略的に考えて土台を見直す意識を持ってみて欲しいのです。
経営全般を理解して戦略を構築しUSPを設定せよ
ここで大事なのは、あなたのビジネスのビジョンを設定して欲しいのです。
このビジョンとは、山の頂上を登るために、どの道を登っていくかというイメージのことです。
未来はどこへ向かって、ドリームズカムトゥルーしていくか?
そのために全スタッフ一丸となって目指す、方向性を指し示したものでなければなりません。
もっと具体的に言うなれば、
「海賊王に俺はなる!!」と「〇〇になる」と言語化したものを、全員と共有して進むべき道を共に共有することから始まります。
【ビジョン】=「〇〇になる!!」
つまり、ここで言う「ビジョン」とは、山頂を指し示すことですが。
その「ビジョン」の山頂を目指すために、どの山や道を通って、山頂を攻略すかという「ミッション」を持って戦略を進めていかなければなりません。
具体的にこの“ミッション”を言うなれば、「童貞を捨てる」というビジョンを達成するために、「ナンパをする!」ということです。
ビジョンを達成するために「▲▲をする」を応えたものになっているべきもの、これが「ミッション」です。
【ミッション】=【▲▲をする】
そしてこのビジョンに、目標を立てます。
ビジョンにいくために、ミッションをこなしていく、目標という節目、節目の目標をたてていくんです。
もちろん、そのつど見直しして軌道修正するPDCAサイクルを回すことも重要です。
目標とは、ビジョン、ミッションを達成するために必ず通過しなければならないポイントを"言語化”し、もしくは"数値化”し、途中経過や進捗状況を管理していきます。
そして「戦略」とは、ビジョンを達成するためにの方法論を計画、企画するものになります。
たとえば山頂を目指す場合は、3つあるとしましょう。
1つ目の道は直線距離は短いが、断崖絶壁が立ちはだかり雪山の険しいルート。
2つ目の道は、道は曲がりくねり、距離は果てしなく気が遠くなるほど長い道のりのルート。
3つ目の道は、途中で行く手を拒む凶暴な敵がいるルート。
ビジネスなので状況に応じて、さまざまなルートを選択することができます。
そして経営の方法論も、ディズニーランドでネズミの耳をつけて歩いている人の数だけイヤ、方法論は無限と言っていいほどあります。
そしてどの方法論を選ぶかで、車になり、ジェット機になり、ロケットになって、目的地まで行くスピードが変わる大変重要な部分になります。
また戦術は、戦略で決めたルートの途中に敵がいたらどうやって敵を攻略するのか具体的な行動計画のことを言います。
たとえば、目の前に立ちはだかる「けもの」がいる場合、簡単に通り過ぎることができません。
そんな場合に餌を投げて、けものが餌に気を取られているスキに、一気に通過するなどと、具体的に行動することを言います。
最後にその戦術を確実にこなし前進していくために、“基本方針”の計画を決めます。
たとえば、一日にこれくらいはかならず歩くだとか。
〇〇だったときは、こう考えるといったことを書き示すのが“行動指針”になります。
こうやって“行動指針”をしっかりと規定して、日々の戦術をしっかりと実行して、目的地のビジョンまで進んでいきます。
企業の場合は、「推奨規定」(我々はこうすべき)だとか、「禁止規定」(我々はこれはやってはいけない)をまとめてやっていることろが多いです。
なるべくビジョンを集中して達成できるように、しっかりと行動プランを立てて管理していきましょう。
カーナビだって、示している道が外れたら行き着くゴールまでいけませんよね?
そして道にそれたら、元の道に戻るか、次の道順に沿って起動を修正して目的地を目指します、だからたどり着きます‥それと一緒です。
その仕事はこのビジネスの指揮官であるあなたの仕事です。
販売促進を支える重要な4つの経営要素
まず上部の図をご覧ください。
最初にちょうど図の上の方、屋根のテッペンに「ビジョン」があって、その下に「ミッション」があります。
この「ビジョン」あるべき姿を目指していく時に、それをミッションでビジョンを達成して行くわけですが。
それを実現するために、必ず見逃してはいけない必要な“4つの経営要素”があります。
USPで変革させるために重要な4つの経営要素
①「販売促進活動」=(お金を作る活動)
②「人材育成」=(人を育成する活動)
③「内部の仕組み」=(商品やサービスを生みだす仕組み活動【手順・技術・過程・工程・方法】
④「財務」=(お金のやり取り活動)
なぜこれらの4つが重要かと言いますと。
これら4つの要素は経営資源に密接に関わっており、それに付随して「目標」「戦略」「戦術」が、ビジョンに向かうための原動力になるからです。
つまり上の図の赤いマスの「核となるプロセスと技術」部分を、この4つの経営要素で改革を起こして育てていきます。
そしてこれら全体を「基本指針」が下支えてビジョンに向かっていくことになります。
これらを見据えるために、重要なことは、経営全般を見据えなければいけません。
つまり経営全般をたった4つの経営要素でみていくってことです。
なぜ、これらの4つの要素なのか?
それは、この4つの要素は、経営基盤に密接に絡み合っているからです。
例えば理屈はこうです。
①「内部の仕組み」でつくられた商品を。
⬇
②「人材育成」で育てられた人材が提供し。
⬇
③「販売促進活動」お金をつくる活動を経て、価値を提供し。
⬇
④「財務」に反映されることで、この①〜④までの全体の流れが勢いよく回り始めます。
つまり、この①〜④までの流れが、経営全般の流れに密接に絡み合い、それぞれの因果関係が深く関係しています。
だからチーム一丸となって取り組まなければなりません。
だって社員もこれらの業務を補うからです‥むしろスタッフの仕事だと言っていいくらいです。
そして、「お金をつくる」“販売促進活動”がうまく機能しない要因は、「内部の仕組み」に起因することが多くあるのです。
そのため上の図の通り、常に上から見下ろすことで、経営全般においてやるべきことを企画したり、企画したことを確認するといった。
実際の各施策の進捗サイクルがちゃんと回っているかどうか等の、進捗状況を管理することが出来るのです。
なので経営者や管理者の仕事は、それぞれの4つの核となる働きの強化を図ることだといえます。
そうです、経営者はこの4つの駆動のギアを快適に回すための、ギア強化をして“仕組み”を作っていくのです。
そのためには、4つのギアを回すための、核となるギアをしっかりと組み立てる必要があります。
その核となるギアが、「核となるプロセス」です。
(これは"内部の仕組み”内で観ていきます。)
次回から、この4つの核となるプロセスの強化法を観ていきましょう。
核となるプロセスの強化法とは?
メーカ型店舗の場合(モノを作って販売している店舗)の“内部の仕組み”、「核となるプロセス」の事例です。
メーカー型店舗は、大きく分けると①「仕入れの活動」〜⑤「サービスの活動」まで幅広いプロセスがあるのが特徴です。
たとえば飲食店、教室、サロン、パン屋さんなど、自社ですべてのプロセスを行う業態です。
どの業種よりもプロセス(工程)が多く、複雑さを極めているともいえます。
しかし複雑であるために、多くのプロセスで付加価値を生むことが出来る裁量多き業態でもあります。
内部的な仕組みの戦略から言えば、お客さんに価値あるモノを企画から、製造して、提供して、購入してもらい。
その対価をいただくというビジネスモデルです。
上記の図の①〜⑤までの活動をさらに細分化してみると。
その細かく分けたプロセスの中に、核となるプロセスが潜んでいることがあります。
核となるプロセス(コアプロセス)
「内部の仕組み」領域において決定したビジネスモデル戦略を実現するための、自社の独特のプロセス【手順・技術・過程・工程・方法】をさします。
他社では開発しにくく、それ自体が顧客の求めているメリットであり、それこそが自社の逸脱した強みとなるプロセスであることです。
メーカー型店舗の成功事例
1992年に創業したフレッシュネスバーガーの成功事例です。
当時、マクドナルドとロッテリアが「サンパチ戦争」という、セットを380円で売るスケールメリットを売りにした価格戦争をしていました。
その頃のハンバーガーショップは、ダントツにトップを走るマクドナルドが低価格戦略で店舗数を飛躍的に伸ばしていた時期です。
そこでフレッシュネスバーガーは戦略的活動領域(ドメインという)を、100%真逆の「手作りで品質が良く美味しくて、ホスピタリティが良ければ絶対に受け入れてくれる」と、この業界では非凡な商品設計とホスピタリティで勝負することを決めます。
つまりターゲットは、
「だれに?」⇛マクドナルドやモスバーガーを卒業した人たちに対して
「何を」⇛サードプレイスを提供する
つまり一見商品を中心に考えているのではなくて、ハンバーガーではなく、サードプレイスを提供するために、高品質の商品があるということです。
サードプレイスとは、家と仕事場意外のくつろげる第三の場所ということになります。
ある程度ステータスが上がってハンバーガーを卒業していた大人や、または今までハンバーガーを食べたことがなかった若い女性客などに。
仕事や家庭から開放された一人の時間をゆっくりくつろぎながら、美味しいハンバーガーを提供するということにしっかり取り組んだことです。
若い客層の一番の悩みは財布の中身‥汗
つまり、安くてウマいものをたくさん食べれれば、多くの若い層に支持されます。
当時のハンバーガー屋さんは、ここの市場の争いが多かったのですね。
そのため大人のニーズに応えるためには、時間、空間、文化をどのように提供するかが問われるわけです。
もうそれは、大人の大人によるサードプレイス。
大人のためのサードプレイス。
大人の生活における、サードプレイス。
だったわけです。汗
ここでの成功の秘密は、商品からの発想ではなく、市場からの視点が戦略的活動領域ができているっていうことです。
かなり忙しくなってしまった現代人は、常に時間に追われ、朝から満員電車に揺られ、仕事と家庭に追われ、何かに追われる日々。
なかなか自分と向き合える一人の時間というものがなかったのです。
だからこの戦略的活動領域が現代人の抱える痛みに対して、この戦略的活動領域が市場にピタッと当てはまったのが要因です。
市場のニーズに、どこを徹底的に追求して、どこからはキッパリとやらない一点集中型の活動、これが「戦略的活動領域」です。
その大人の快適なサードプレイスを実現するために、手作りでフレッシュな食材、どこも手掛けていないバンズにも秀逸な改善を続けてきました。
バンズ、つまりハンバーガーのパンなんて、フレッシュな野菜や肉をたのしむための、手を汚さないあくまで中の具材をたのしむためのもので、腹の膨らむ補助的な考えしかなかったのです。
でもフレッシュネスバーガーの考え方は違ったんですね。
そこまで徹底したのは、最も大事にすることは、個性を大事にする、戦略的活動領域を大事にする、他が主張してくても主張できないお客さんの価値を追求していったんですね。
あれ? あれれ?
これどっかで聞いたような‥
そっか、スターバックスのUSPは、
「家でも職場でもない、第3の居場所」
でしたよね?
そうなんです、このサードプレイスは、もともとあのスターバックスのコンセプトだったんですね。
フレッシュネスバーガーの創業者の栗原さんは、このコンセプトをアメリカ旅行に行ったときに出会いました。
もちろんこのUSPの出会いは、スターバックスです。
そのスターバックスのコンセプトに桑原さんは、共感したのです。
アメリカで大成功した当時のスターバックスを、日本に持ち込んだだけです。
その当時とは1992年。
スターバックスがまだ日本に上陸していない時です。
アメリカの成功をそのまま、日本に持ち込んで。
それをスターバックスがコーヒーなら、フレッシュネスバーガーはハンバーガーで実現したのです。
アメリカで成功した事例を、日本に持ち込んで成功するという時間と場所を変えてる戦略のことを、「タイムマシーン戦略」といいます。
新町はこれ本当によくやっていました。
新町は、カクテルの選手や協会の幹部を務めていましたので、日本全国を飛び回っていました。
その県外ではやっているものを、地元に持ち込んでやると、成功しやすいんです。
だから地元の鹿児島でやった、最初の商品やサービスって結構あります。
よく仲間から、なんでそんなに早く分かるの?と聞かれていました。
コツを言いますと‥
TTP=「徹底的にパクる!!」
あの「経営の神」と世に言わしめた、「松下幸之助」さんは、当時の松下電器のことを「マネシタ電気」と呼ばれていました。
そしてそれを言われた幸之助さんは、
うちには、ソニーと言う研究所が東京にありましてなぁ。
ソニーさんがね、何か新しいものをやってね。
こらエエなぁとなったら、我々はそれからやりゃいい。
松下幸之助(経営の神)
と笑いながら応えたそうです。
いくら周りから揶揄されようが、バカにされようが、その姿勢を崩すことはなかったと言います。
いまじゃそういう真似する経営を、「キャッチアップ経営」などとたいそうな呼び方になっています。
いいなと思ったことは、TTP「徹底的にパクる」すればいいんです。
コツは、時間や場所にラグがあること、その開きがポイントになってきます。
決して店舗は地域密着型な経営なので、地域のライバルのマネをしちゃダメですよ。
それではライバルと同じことをしてしまい価格戦争に巻き込まれますから。汗
できれば違う地域や、県外のお店や他業種で上手く行っていることを、パクるようにしましょう!!
そしてこの一度決めたコンセプトを実現するために、上部の「店舗経営の核となるプロセス事例」でいいますと。
①の仕入れ活動、②サービス開発、製造の活動、③提供(出荷)活動、④営業活動、販売促進活動、⑤サービス活動、これらを全体的に戦略的活動領域に一点集中して取り組んだことです。
なのでここまで主な“内部の仕組み”を核となる5つのプロセスで観ていって。
それを細分化して自分のビジネスのビジョン到達のために、戦略的活動領域を強めていくことが大切です。
それでは次の項では、メーカー型店舗意外の、他の業態も観ていきましょう!!
核となるプロセスの強化法とは?
今まで説明してきた“メーカー型店舗”がもっとも複雑なプロセスを持っているため、最初に説明しました。
その他の業態では、この①〜⑤までの工程のうち、何かが省略されるケースがあります。
たとえば代表的な業態で言えば。
「小売業」、「卸業」、「サービス業」が主な店舗型のビジネスと言えますよね。
・「小売業」「卸業」の場合
例を出して言えば、“小売業”、“卸業”では②「製造活動」自体は普通ありません。
そして“卸業”をもっと言えば、⑤「サービス活動」も、“小売業”と比べると比率は少なくなるでしょう。
しかし核となるプロセスを創ろうと言うなれば、ライバルたちがやらない⑤「サービス活動」をあえて加えることで、競合がマネしたくてもできない核となるプロセスを創り出すことができるようになります。
そして“小売”と“卸”の業態は、①「仕入れ活動」に核となるプロセスの比率がどうしても多くなりがちです。
例えを出しますと、いい状態で仕入れることができる、特化した商品に強い、または独占的に仕入れることができるといった強みを持ったケースです。
・「小売業」の場合
“小売業"の場合は、⑤「サービス活動」をさらに細分化して、購買後のアフターサービスに特化するといったケースも多いのです。
この"小売店”の典型的なアフターサービスの例の場合だと、家電小売店がやっているメンテナンスサービスなどが、保証を強化したサービス活動になります。
・卸業の場合
そして卸業は先ほど申し上げた通り。
”小売店”が得意とするアフターサービスは、"卸業”にとってなかなか強化しにくいので、核となるプロセスをつくることが、最も難しい業態です。
そして"卸業”の成功例として多いのが、現在の位置を変える場合が多いです。
まず"卸業”の現在は、ビジネスモデル自体を見直すべき時期に来ています。
たとえば現在のビジネスモデルを見直して、ある特定の商品自体を自社ブランドとして、特化型の提供活動に変えてみたり。
現在あるプロセス自体を新たなものを追加して、メーカー化(物流の川上側に進化)するか、あえて"小売業”のように(物流の川下側に進化)して、核となるプロセスを構築していかなければ、これからネットなどの強豪と戦わないといけない業態です。
・サービス業の場合
サービス業は比較的広い業態ですね。
たとえば飲食店のようなメーカー型店舗で①「仕入れ活動」が必要な業種と、講師業のような教育業や広告制作業のように仕入れ活動がほとんどいらない業態があります。
まあいずれにしても、工夫次第で"核となるプロセス”を強化しやすい業種なのです。
これは内緒ですが、他業種等から"核となるプロセスの強化事例”を拝借して、ライバルに勝てる"核となるプロセス”を育てていけば、勝てる業態になりやすい業種です。汗
先ほどお伝えした、TTP(徹底的にパクる)、キャッチアップ経営ですねw
あなたのお店はどの業態に入るビジネスをおやりでしょうか?
自分のビジネスを見直して、顧客と向き合うことが大切な経営者の仕事でもあります。m(__)m
それはビジネスの大小に関係なく、新しい価値を生みだすこと、またはそのための準備をすること。
より具体的に言えば、紙とペンを握りしめ、頭に汗をかいてアイディアを絞り出すことです。
しかし多くの経営者は、その"重要な社長の時間”を取ろうともせず、目の前にある仕事をただやり続けるのであります。
そういう過去の新町もそうでした。汗
そしてこれを聞いて過去の新町は。
自社とライバルを比較して、何が自社の独特のプロセスなのかがわかりませんでした。
そして過去の新町は、「核となるプロセス」らしきものが育ってきていても、経営者自体が盲目になっており、意識して活用できていませんでした。
これは多くの経営者も一緒でして、販売促進活動の戦術部分、広告や販促で強い主張をできていないケースが多く、本当にもったいないオバケが出てきますよ。
なのでこの戦略的活動領域を経営の大きな課題として、経営に重要な"核となるプロセス”を再開発したり、改善、育成し、この見つけた"核となるプロセス”をトライアンドテストして、PDCAサイクルを回して強化し続けていかなければいけないのです。
ここを無視して多くの広告や販売促進活動費をかけても効果のないものになってしまいます。
これじゃあ、もったいないですよね?
ライバルを尻目に差をつけて絶対的に進化させる4つの"核となるプロセス強化法”
ライバルとの「差」を絶対的なものにする、最強の構造とは?
ライバルに勝つために必要な要素は。
ロッサ・リーブスが定義したUSP3つの原理原則のうち、特に2つの原理原則の構造を理解すれば。
私たちの欲しいキラッと輝く「異彩を放つセールスポイント」を容易にイメージすることができます。
そこでもう一度、ロッサ・リーブスが定義するUSPの構成要素になる、原理原則を観ていきましょう!!
そのロッサ・リーブスが定義した2つの原理原則とは。
第一原則
USPロッサリーブスの定義1
①広告は、消費者に向かって強く主張するべき点がなければならない。
競合がよく使っている手垢のついた事は避けなければならない。
消費者に神呼びかけるべきだ。「この商品をお買いなさい。
そうすれば、あなたはこんなに良い点を得る事になるはずだ」
1つ目が外側にある「伝え方」という部分です。
第一原則のとおり、ライバルがしていない強い主張ができていないといけません。
第二原則
USPロッサリーブスの定義2
②その主張は競合が主張してないものか、それとも主張はしようとしてもできないことでなければならない。
2つ目が、「伝え方」の内側部分になる「核となるプロセス」の部分です。
「伝え方」だけでライバルと絶対的な「差別化」を伝えることが不十分な場合は、"核となるプロセス”部分を強化して、USPの第二原則の定義である。
「ライバルが主張しようともできないこと」に、上昇させなければなりません。
もう一度いいます。
「ライバルが主張しようともできないこと」に何としても、上昇させなければならないということです。
じゃあ、どうやってその絶対的な強みを上昇させていくのか?
それが上記の図に示してある、この2重構造なのです。
ライバルが追随を諦めてしまう絶対的な最強の2重構造をつくれ!!
一度決めたコンセプトを、今度は世に広めていくための作業をしなければなりません。
そのためにはこの2重構造、「異彩を放つセールスポイントの伝え方」、「異彩を放つセールスポイントの土台となる核となるプロセス」これに集中することです。
この2重構造を考えるには、耐久性まで考慮して考えていく必要があります。
だって吉野家の「早いうまい安い」も一時は通用したけど、今じゃ使えない・・
(早くてうまくてやすい業態が多くなった‥)
そして、セブン-イレブンのセブンイレブン開いててよかったも、今じゃ使えない‥
(ローソンやファミマなどのコンビニは24時間営業になったから‥)
時間の経過で人の生活や、時代の変化で人々のニーズが変わることってあるんですね。
だから一時的じゃダメなんですね。
それがせめて5年、10年くらい使えるようにはしないとダメってことですね。
いま、とうぜんあなたのビジネスにはライバルがいるってことは、とうぜん市場にニーズが有るってことですよ。
だから、ライバルがいるってことは、喜ばしいことなんです。
「異彩を放つセールスポイント」を強く大きくして、長期的に維持していくためには、USPの第二原則である。
「主張しようとしてもできないこと」をぜひともクリアするようにしてください。
それをクリアするためには、①の仕入れ活動、②サービス開発、製造の活動、③提供(出荷)活動、④営業活動、販売促進活動、⑤サービス活動、の「核となるプロセスのプロセス事例」を見直して「異彩を放ち他がやりたくてもできないことの自社の強み」を実現することと。
そしてこの「伝え方」を磨き上げて、組み合わせてUSPを創っていけば最強でございます。
なぜならば、「異彩を放つセールスポイント」を強く大きく創り込むと、ライバルたちもよういに追随することはできずに、絶対的な「差」を創り出すことが可能になるからです。
これを聞いて、いやちょっと難しそうだなと感じるかも知れませんが。
じつはそうでもありません‥
次回の記事では、その秘密を暴露していきたいと思います‥汗
ぜひともアナタ様の、戦略的活動領域をしっかりと決めていただきたいと思います。
ここまで長くなってしまったので、ここらへんで終わりにしたいと思います。
さいごまでお付き合い頂きましてありがとうございます。
あなたのビジネスにお役立ちできれば、嬉しく思います。
応援してます!!
共に成長していきましょう。
新町
関連
核となるプロセス(コアプロセス)とは?